4月9日は、もともと朝イチで18きっぷ利用で東北に向かう予定でした。しかし、
・桜がまだ早いと感じたこと
・寝坊したこと
以上2点により、昼前から動き出すことになりました。
何か撮りたいものがあるかと物色していると、、、新宿ー小淵沢の多客臨時列車「お座敷風林火山」の運転日であることに気づき、出撃
お座敷風林火山号に充当されるのは高崎車両センターの485系「華」で、1990年代に改造されたジョイフルトレインの貴重な生き残りのうちの一つです。最近は多客臨で中央本線小淵沢以東を走ることが多く、車体色も山梨県の特産品のブドウみたいな色をしているので、個人的には485系ですが「中央東線の臨時列車」というイメージです。
以前から485系改造のジョイフルトレインは撮ってみたい、乗ってみたいと思っていたので、今回は復路の送り込みを撮影後、実際に甲府→新宿で乗車することにしました。
まずは撮影から。
18きっぷで新府まで行き、見ごろを迎えた桃源郷のなかを歩いて撮影地へ。
快晴の中、インカーブを駆けていきました。
AE4I0100★
回9595M 485系TG02編成「華」 新府~穴山にて(1518ごろ通過)

かつて215系で走った快速「ホリデー快速ビューやまなし」もそうでしたが、今回の「お座敷風林火山」も特殊な経路で回送されています。往路の営業運転後、まず小淵沢からさらに下り青柳へ。ここで折り返し、今度は上って小淵沢を再び通過し甲府まで行き、1時間ほど昼寝。再び甲府から↑の写真の列車で小淵沢を素通りして富士見で折り返し、今度こそ小淵沢から上り営業列車になる、というものです(分かりにくくてすみません)。
折り返し設備の都合でしょうが、面白い経路です。
AE4I0117
甲府にて

そして回送列車がうろうろしている隙に新府から甲府まで戻り、折り返して来る「華」に乗車しました。「華」は全車グリーン車指定席のため、グリーン券と乗車券が必要になり、遠征費が嵩みましたが、いい体験ができました。
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「華」にて

私の乗った号車は甲府時点では結構客が乗っていましたが、知らない間(勝沼ぶどう郷?)に結構な人が降りたため、次に大月あたりから客が増えてくるまでの間、車内を撮影できました。
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「華」にて

さすが特急型電車ということで結構飛ばしていました。しかしまったく485系っぽさは感じませんでした。
新宿までの時間はあっという間でした。ゆっくり・・・はできず。それというのも、華に乗る際に情報収集をしていると、この日上野から出る「カシオペア紀行」盛岡行に「虹釜」ことEF81 95が充当された模様。翌朝の北東北の天気は申し分ない晴れ予報。これは撮らねば、と思い、ちょうど車内に広い机が有ったので、時刻表とメモ帳を広げて計画を作成していました。。。